ホームページ作成ソフトの選び方
ここでは特に、名刺代わりのシンプルなホームページを作ることを想定して、2つのポイントについて詳しく説明します。
①ホームページ作成ソフトの違い
②ホームページ作成ソフトの選び方
ホームページを作成する上で大切なこと
ホームページを自分で作ろうと思ったときに、一番大切なことは、「とりあえずやってみる」ことです。
ネットや書籍で情報武装する前に、まずは、ひとつホームページを作ってみましょう。頭に情報を詰め込むよりも、実際に形にしてしまう方が、「できること/できないこと」がはっきりわかり、覚える近道になります。
どのホームページ作成ソフトも無料の使用期間がついています。試しながら、どんなホームページが作れるのかを目で見て確かめてみましょう。
ホームページ作成ソフトの違い
ホームページを作成するためのソフトはたくさんあります。
①PCへインストールするソフト
②サーバーへインストールするソフト
③インストール不要で、ブラウザから使えるソフト
3つ目の「ブラウザから使えるソフト」は、インストールの手間が要らず、普段使い慣れているブラウザから利用できるので、おすすめです。
とはいえ、それぞれのソフトごとに特徴があるので、自分のやりやすいソフトを見つけましょう!
PCへインストールするソフト
自分のパソコンにソフトをインストールして使うソフトです。
ホームページビルダーなどがこのタイプに該当します。
また、ソフトの難易度は、ソフトごとに異なります。
例えば、ホームページビルダーは初心者におすすめです。
すでにデザインされたテンプレートからひとつを選び、写真や文章を差し替える方法でオリジナルのホームページを簡単に作っていけます。
また、PCへインストールするタイプのソフトは、ホームページを作る過程は、手元のPCで行いますが、公開する段階で、ネット上のサーバーとPCでデータのやりとりが必要です。
サーバーやデータという言葉を聞いて、頭に疑問符が浮かぶ人は、このタイプのソフトは避けておくのが無難です。
ページ数が多いホームページを作る場合は、中の構成を調整する作業が必要のになるので、初心者にとっては難所となる工程となります。
手元でソフトを使うだけなら簡単なのですが、最終的にホームページは公開する必要があり、公開するためには、専門性の高い作業が求められます。そのため、複数ページから成り立っているホームページを完全に作り上げるためには、相当の苦労があるでしょう。
サーバーへインストールするソフト
サーバーへインストールして使うソフトとしては、WordPressが有名です。
Contents Management System(=コンテンツマネージメントシステム)の頭文字をつなぎ合わせているよ。
WordPressは、無料でダウンロードできます。手軽に入手できるのは嬉しいですが、その一方で、いざ使い始めようとするとインストールの作業が若干ややこしく、初心者の場合だとてこずってしまう事があります。
ただ、機能性が豊富でデザインの自由度も高く、使いこなすための学習が必要になるという前提ではありますが、どんなホームページでも作成可能です。
長く自社のホームページを運営していくということであれば、WordPressはとてもおすすめです。でも、今回のテーマとした、手早く名刺がわりのホームページを作るという目的にワードプレスを使うのは、手に余るでしょう。
WordPressを使うには、セキュリティやメンテナンスの知識も不可欠です。中級以上の知識を持っていて、運営途中に生じる困難を自力で乗り越える覚悟がある方は、ぜひWordPressに挑戦してみてください!
インストール不要で、ブラウザから使えるソフト
ソフトというよりも、サービスといった方が良いかもしれません。
ブラウザ上で、サイトのデザインと公開までの作業が全て完結します。
ブラウザというのは普段ネットサーフィンに使っているアプリのことです。
ブラウザから使えるので、インストールの手間はもちろん要りません。また5分で終わる登録作業のあと、ホームページをどんどん作っていく事ができます。
最初は用意されたテンプレートから好きなデザインを選び、次に写真や文章を自分のイメージ通りに入れ替えれば、もう完成します。そしてオリジナルのホームページはネット上で公開されており、難しい作業が何も必要ありません。