ホームページに載せる原稿の作り方

原稿には「タイトル」「見出し」「画像」「説明」が必要だよ!
先生
先生

ホームページの原稿の作り方について説明をしていきます。
難しいところもあると思いますが、ホームページの「質」に大きく影響する大切な作業なので頑張っていきましょう!

はじめに

まず、最初に知っておくべきことは、原稿を作成するときにはデザインのことは気にしなくて良いという点です。なぜなら、デザインは原稿を見てから適切なものを選べば良いからです。

適切なデザインを選ぶときの大きなポイントは3つです。

①分かりやすさ

②見た目の良さ

③更新しやすさ

原稿をなんのために書いているのかを考えれば分かることですが、「誰かに伝わる」事が何よりも大切なので、まずは分かりやすさは必要不可欠です。

次に、ホームページとしての華やかさも大切になってくるので見た目を整える必要があり、また、利用者視点に立つと、最新の情報を知りたいので、そのために更新しやすさが大切となります。

生徒
生徒
せっかくホームページ見てくれたのに、サイトが分かりにくくて「問い合わせ」が見つけられないとかだと、もったいないもんね!
そうだね!あと、最近は特に、「ホームページの更新をする」っていうのが重要だよ。
先生
先生

ホームページのこまめな更新が重要な理由は、他との違いを見せるのが難しくなってきているからです。

すでに何度もお伝えしていますが、ホームページは作っただけで見てもらえるわけではありません。運営者の方から、お客様へ向かってアプローチしていかなければ、ホームページの存在に気づいてもらうことすらできないのです。

そのアプローチの方法でもっとも効果的なのが「更新」です。

ホームページの中の情報を常に新鮮な状態へ保つ事ができ、新しい情報を積極的に発信する事で、検索やSNSなどネットを活用している人たちと接触する機会を増やす事ができます。

「更新しやすい仕組み」が重要だよ!
先生
先生

デザインは更新のしやすさへ直接影響します。複雑なレイアウトだったり、更新時に難しい編集方法が必要だったりすると、更新時にデザインが崩れてしまう事があります。

せっかく良い原稿を作っていてもデザインが合致しないせいで、残念な結果となってしまう事がないように、まずは原稿を作り、その原稿をもとに、「分かりやすさ」「見た目の良さ」「更新しやすさ」をしっかり考えてデザインを決めましょう。

原稿の作り方

原稿を作成するときに必ず必要な4つがあります。

①タイトル

②見出し

③説明

④画像

タイトルは、ページに対して1つだけ設定します。「見出し」「説明」「画像」は、この3つをひとつのセットとして、ページの中に複数、上から下に連なって存在します。これらのまとまりが、「原稿」を作成する方法になります。

タイトル

タイトルはページの「題名」のことだよ。
先生
先生

原稿を作成する時点で、すでにホームページの構成は決まっているはずです。(決まっていないなら、決めてください!)

何ページあり、どのような配置にするか。その構成にしたがって、どのページへどんな情報を載せるのかを整理します。そして、各ページに対して、主題を表すタイトルをつけます。

タイトルの文字数は検索結果に表示される「30文字前後」が良いと言われています。
タイトルの中に、検索にヒットさせたいキーワードを含めると、検索エンジンからのアクセスを増やすことに繋がると言われています。

しかし、ホームページの中で固定的な情報、例えば業務内容や料金のことを伝える場合、検索を意識したキーワードを入れるのが難しい場合があります。

検索ワードを入れるのが難しい場合は、ムリに入れず、素直にページの主題情報をタイトルにつけよう。
先生
先生

無理やり捻り出したキーワードを詰め込むと、サイトの訪問者にとって分かりにくくなってしまいます。

本当に重要なのは、検索エンジンではなく、訪問者の方です。
誤った方向で考えないように注意しましょう。

例えキーワードがタイトルに入っていなくても、次で用意する見出しと文章がしっかりしていれば、検索エンジンはちゃんと評価してくれますし、検索にもヒットします!

見出し

見出しは「目次」の役割をしているよ!
先生
先生

ページの中の情報に順番を与え、見る人が理解しやすいような区切りとなります。

ページを開いた人は、まず見出しだけを拾って、そのページに書いてある内容を大まかに理解しようとします。そのとき、自分が求めている情報がそのページにない事がわかれば、すぐにページを離れてしまうでしょう。そうさせないためにも、見出しだけ読んで、ページの内容が分かるような工夫が必要です。

生徒
生徒
タイトルの下とかにすぐ、目次がついてる記事は確かに読みやすいよね!

説明

見出しが「要約」だとすると、文章は「説明」と考えられるよ。
先生
先生

説明を書くときに大切なことは「重要なことから先に書く」「結論から先に書く」ということです。見出しで興味が湧いた読者が、そのまま文章を最後まで読んでくれるかは、最初の一文にかかっています。

小説などは最後まで結論が分からないドキドキ感が楽しいものですが、ホームページの読者は小説を読むようにのんびりと結論を待ってはくれません。

欲しい情報までの道のりが遠いと分かると、すぐに興味が削がれてしまいます。

文章の最後に重要なことを書いても、読者に読んでもらえず、読んでもらえなければ意味がありません。伝えたいことは最初から書いていくべきという点を意識しましょう。

画像

画像は、単調になりやすいウェブページに「楽しさ」や「柔らかさ」と言ったイメージを与ます。文字だけが続くと視覚的なストレスがたまりますが、画像にはそれを和らげる効果があります。

生徒
生徒
文字より、画像の方が分かりやすいこともあるよね!

画像は力強い説明力を持っています。
文章だとダラダラした説明文を書かなくてはいけないことも、画像なら一目で理解できるなんてことは、たくさんあります。

この画像が持つ視覚的な効果と説明力を意識して、各見出しに、アルウイは2〜3つの見出しごとに画像を用意することは、見やすくするためにとても重要です。

見出し・説明・画像で1セット

見出し・説明・画像の3つで1セットとして考えましょう。
そして、この1セットを必要な数繰り返して、1つのページの原稿が完成となります。

また、1セットのなかに、複数の見出しが必要な場合があります。

例)

■時計の修理料金(大見出し)

 

●ベルト交換(小見出し)
ベルトの交換を希望する場合は、1,000円です。(説明)

 

●電池交換(小見出し)
電池の交換を希望する場合は、1,500円です。(説明)

 

このような複数の見出しが存在しても間違っているわけではありません。ただ、見出しがあまりにも複数存在すると、読んでいる人が混乱してくるので、分かりやすい範囲に治める必要はあります。

生徒
生徒
見出しの多さ・・・、ちょっと難しそう。

見出しの深さは、最も深くても2層くらいがおすすめです。3層になると少し複雑さが増します。

・2層(大見出し>小見出し)

・3層(大見出し>中見出し>小見出し)

どうしても階層が深くなってしまう場合には、セット分けを工夫するなど、読み手が分かりやすくなるように意識しよう。

原稿作成(よくある質問)

最後に、原稿を作成するにあたって、よくある質問を紹介するよ!
先生
先生

説明の長さはどれくらいがいい?

説明の長さに決まりはありません。

SEO(検索エンジン対策)として「〇〇文字くらいが効果的」という情報を見る事がありますが、数字にこだわることに効果はありません。

覚えておきたいのは「適切な文字数は自然に決まる」ということです。

簡単に説明できることを、SEO対策として1,000文字必要だからと、無駄に文字数を加えても分かりやすさが欠けてしまいます。逆に、お客様が詳しく知りたいことを一行や二行で終わらせてしまうと、お客様は不満に思ってページを閉じてしまうでしょう。

伝えたいことはちゃんと伝え、無駄にダラダラ書くようなことはしないということを意識すれば、自然と適切な文字数に収まるはずです。

検索キーワードってどれくらい入れたらいいの?

SEOに詳しくない人は、キーワードの数を意識してしまいがちですが、これも「お客様へ伝えること」を優先して考えると自ずと答えがでます。

確かに、キーワードの出現率や入れる場所が重要となる場合もありますが、今は検索エンジンの能力が高くなっています。
丁寧にお客様を意識して文章を欠けば、検索エンジンもページの糸をしっかり汲み取ってくれます。

SEOの初心者が下手に意識して対策しようとすると間違った方法となってしまう場合が多いので、まずは、純粋にお客様のことを考えて原稿を作成するようにしましょう。

まとめ

ホームページの原稿の作り方、用意の仕方についての説明は以上です。
原稿の作成は大変ですが、頑張ればお客様への反映も大きい項目なので、「お客様が欲しい情報が、分かりやすく十分に伝わること」を意識して、原稿作りに励みましょう!

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